シェフワングランプリ2024で注目を浴びる料理人、吉岡翔太氏。
その独自のフレンチ料理が食通たちの間で話題を呼んでいます。
今回は、彼が手がける東京都墨田区にある「枯朽(こきゅう)」というわずか8席のこだわりのレストランに焦点を当てます。
シェフ1グランプリ吉岡翔太フレンチ店の枯朽とは?
テレビ朝日系の番組、情熱を持った若き料理人の登竜門「CHEF-1グランプリ(シェフワングランプリ)」
この番組に出演したことで、シェフのお店はどこにあってどんな感じなんだろう?と気になった方も多いと思います。
そんなあなたの参考になるような情報を以下で紹介していきますね。
吉岡翔太氏の経歴と料理の哲学
吉岡翔太氏は、福井県若狭市出身。
幼少期から両親が営む宿の影響で料理に興味を持ち、大阪の辻調理師専門学校でフレンチに魅了されました。
ミシュラン一つ星を獲得していたフランス料理店「エテルニテ」で修行を積んだ後、さまざまなレストランで経験を重ねました。
2024年のシェフワングランプリでは決勝に進出し、その料理の技術と創造性が高く評価されています。
枯朽(こきゅう)という名前の由来
「枯朽」という店名は、自然の中での美しさや寿命を意味し、料理においても旬の食材を活かした一時の輝きを表現しています。
店名の由来について、吉岡氏は「古いものや技術が息を吹き返すような料理を提供したい」と語っています。
この想いが、8席という限られた空間での特別な体験を生み出しています。
お店の場所と雰囲気
枯朽は、東京都墨田区横川2丁目13-9に位置しています。
京成本線・東京メトロ押上駅から徒歩8分、JR錦糸町駅から徒歩12分とアクセスも良好です。
小さな鉄扉をくぐると、実験場としての厨房を中心にしたカウンターが囲む空間が広がります。
店内は30㎡とコンパクトながら、茶室のように濃密で、古い家具や道具が並び落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
以下は、営業時間と定休日を表にしたものです。
営業日 | 営業時間 |
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水曜日 | 18:30〜 |
木曜日 | 12:00〜15:00 18:30〜21:30 |
土曜日 | 12:00〜15:00 18:30〜21:30 |
日曜日 | 12:00〜15:00 18:30〜21:30 |
定休日 月・火・金 |
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メニューと食材へのこだわり
枯朽のメニューは、季節ごとに変わるコース料理のみで構成されています。
例えば、春には新鮮な山菜を贅沢に使った一皿や、夏には瑞々しい海の幸を活かした料理など、旬の素材を存分に楽しめます。
吉岡氏は自ら厳選した地元の食材を用い、その鮮度と味わいにこだわり抜いています。
スペシャリテの鴨料理は、皮目に鴨の血を塗り一週間ほど寝かせてからパリっと仕上げる手法で、他では味わえない逸品です。
客席とサービスの特徴
枯朽では、完全予約制で8席のみという少人数制を採用しています。
昼の部と夜の部ともにペアリングドリンク付きのコースのみが提供され、
料金は一律24,000円です。
吉岡氏自らが客席を訪れ、料理についてのストーリーや背景を説明することもあり、これが食事をただの食事以上の体験に昇華させる要素となっています。
アルコールペアリングのドリンクは、基本的にノンアルコールにウォッカを足したカクテル形式で提供され、ワインとは一味違う楽しみ方ができます。
予約はHPからとなっています。 → https://ko-kyu.jp/
SNS関連
個人インスタグラム → https://www.instagram.com/sho.yoshioka/
枯朽インスタグラム → https://www.instagram.com/kokyu_gastronomic.laboratory/
X → https://x.com/kokyu_oshiage
評判と口コミ
枯朽はオープン以来、食のプロフェッショナルから絶賛され、口コミで広がる形で多くの食通たちに支持されています。
特に、スペシャリテの鴨料理は高く評価されており、「意識も高く好感が持てる」との声が多いです。
また、「非日常を味わえる」「細やかなサービスが素晴らしい」など、料理だけでなくサービスや雰囲気にも高い評価が寄せられています。
CHEF-1(シェフワン)グランプリと吉岡翔太氏の活躍
吉岡翔太氏は、2024年のCHEF-1グランプリにおいて決勝進出を果たしました。
CHEF-1グランプリは、次世代のスター料理人を発掘するために2021年にスタートした「シェフNo.1決定戦」であり、プロ・アマ問わず40歳未満の応募者を対象に日本の豊かな食材を生かす創造力や発想力が競われます。
審査員としては、日本を代表する一流料理人たちに加え、特別審査員としてGACKTや上沼恵美子が参加しました。
吉岡氏は、その革新的な料理とプレゼンテーションで高い評価を得て、多くの注目を集めました。
吉岡翔太氏のCHEF-1グランプリでの活躍は、彼の技術と創造力を広く知らしめる機会となり、彼の料理哲学が多くの人々に伝わるきっかけとなりました。
この大会を通じて、吉岡氏の料理に対する情熱と革新性がさらに輝きを放ち、彼のレストラン「枯朽」への注目度も一層高まります。
まとめ
吉岡翔太氏の「枯朽」は、シェフワングランプリでの受賞歴を背景に、独自の進化を遂げたお店です。
料理と空間が調和した贅沢な体験が楽しめるこのレストランは、食を愛する人々にとって特別な存在と言えるでしょう。
8席という限られた空間で、吉岡氏の料理の粋を味わうことができる「枯朽」は、これからも多くの人々を魅了し続けることでしょうね。