こんにちは、ドラマ好きのみなさん!最近『虎に翼』を見ていますか?
特にあの「毒饅頭劇」、話題になっていますよね。
さて、このブログでは、毒饅のエピソードが、もしかするとある実際の事件からヒントを得ているかもしれないって噂について、ちょっと掘り下げてみたいと思います。
さあ、一緒にこのミステリーの真相に迫りましょう!
虎に翼 毒饅頭劇の背後にあるストーリー
『虎に翼』の中で展開される「毒饅頭劇」は、ドラマの中の劇として描かれ、なかなか強い印象を残していますよね。
物語の中で、主人公の寅子(伊藤沙莉)とそのクラスメイトたちは、新入女学生を増やすために法廷劇の一環としてこの劇を上演します。
劇の中で、ある女性が失恋の果てに元恋人に毒入りの饅頭を送り、その結果、彼とその家族に重大な害が及ぶという筋書きが展開されます。
が、ドラマ上では男子学生がやじを飛ばしたことから、よねさんと寅子が激怒して大騒動になって劇は中止。
その後、劇は中止になったけど、寅子たちは検証するために、実際に毒饅頭を作ってみることで、その不可能性が明らかにされ、物語には思わぬ展開が生まれます。
このエピソードが実際の判例、特に「チフス饅頭事件」を元にしていることが示唆されています。
毒饅頭劇と実際のチフス饅頭事件とのつながりは?
「虎に翼 毒饅頭劇」が参考にしていると思われる「チフス饅頭事件」は、1939年に日本で発生した衝撃的な事件です。
この事件では、ある女医が個人的な動機からチフス菌を使用し、元夫とその家族に害を与えました。
1939年2月、神戸市の副院長である男性の自宅に、神戸の百貨店から送られてきた名前の記されていない菓子が届けられこの菓子は、男性の妹の小学校教諭が、勤務先も小学校で同僚9人に分けて提供しました。
翌日、食べた人々が次々と病気になり、医師の診断の結果、彼らは腸チフスに感染していることがわかりました。
この中で男性の弟が最終的に亡くなるという事件に。
警察の捜査で犯人は神戸市の副院長の元妻である女医と断定。
女医は夫の研究支援のために多額の金を提供し、夫が博士号を取得するまでの約4年間、夫の研究を邪魔しないよう別居していました。
しかし、夫が博士の称号を得た後も、彼の態度は冷たくなる一方で、夫婦の関係は改善されず絶望した女医は、神戸市内の細菌研究所からチフス菌を入手し、神戸の百貨店で菓子を購入しました。
その場で菓子にチフス菌を混入させ、この菓子を百貨店から副院長宅へ匿名で送り、この悲劇的な事件が発生しました。
この事件は、愛情が裏切りによって憎悪に変わった結果として、非常に深刻な犯罪が引き起こされた例として記憶されています。
虎の翼の劇の脚本では当初、女医が女給になっていたりしていましたがそれは、ドラマ上では学長が改ざんしていた事が判明。
まんじゅうは、実際はかるかん饅頭だったらしいけど、それ以外を考察すると「虎に翼」の「毒饅頭劇」は、この実際の事件をモチーフにしている可能性が高いですね!
虎に翼毒饅頭劇の視聴者の反応
「虎に翼 毒饅頭劇」が放送されてから、ネット上では色んな反応が飛び交っていますね。
実際の事件をベースにしているんじゃないかって感じる人がたくさんいて、ドラマがどれだけリアルで、教訓を含んでいるかが話題になっています。
このドラマをきっかけに、昔の事件を振り返ったり、今の法律や倫理についてバリバリ議論する機会が増えているんですよ。
現実の「チフス饅頭事件」では神戸で一番高級でお洒落でハイカラな大丸神戸店で買った「九州産高級かるかん饅頭」だったんだ。きっと男性教授たちがそこの部分も「手作り饅頭」に改変したんだな…ってところもポイント高いです。
やっぱり改編されてたのか!! むかしチフス饅頭事件として実録再現ドラマで見た 金を貢がせた男とその家族が、女医役の池上季実子さんに酷いこと言うの!
などなどかなり注目されています。
この事件は過去にドラマや本でも取り上げられていたようです。
まとめ
虎に翼の毒饅頭劇がほんとにあった事件なのか考察しましたが、このエピソードが1939年の実際の「チフス饅頭事件」にインスパイアされているかもしれないってことが、分かりました。
しかし、なんともいえない事件ですね。
ドラマはただのストーリー以上のものを提供してくれているみたいで、視聴者には過去の事件を振り返りつつ、現代の法律や倫理についても一緒に考えるチャンスをくれていますね。
女性の立場で今後どう展開するか引き続き、「虎に翼」から目が離せません!