尊富士の読み方分かる?しこ名の由来は日本武尊(ヤマトタケルノミコト)

尊富士の読み方としこ名の由来は何

大相撲春場所で注目された尊富士。

初土俵(22年秋場所)から10場所目での初優勝を達成!

優勝制度ができた1909年(明治42年)夏以降「史上最速」という金字塔を打ちたてました!

最速で新入幕し、2024年の春場所で優勝争いしたことから一躍有名になっていましたよね。

尊富士の読み方と由来を紹介します!

目次

尊富士の読み方

尊富士の読み方は「たけるふじ」です。

「そんふじ」ではたく「たけるふじ」ですよ!!「みことふじ」でもありません。

相撲のファンでなかったら読めない人も多いと思います。なんの知識もなく「たけるふじ」と読んだ方がいたら尊敬しますよね。

ちなみに、尊富士になる前のしこ名は「石岡」でした。

関取の名前って相撲を見ていないと分からないことが多いですよね。

その昔、朝青龍が出たころ、「あさしょうりゅう」なのに普通に「あさせいりゅう」と思っていました笑

出典:Pinterest

他にも色々な名前が読めない関取がいますよね。

参考までに、阿炎は「あび」。翔猿は「とびざる」阿武咲「おうのしょう」です。

尊富士のしこ名の由来は?

尊富士のしこ名の由来は日本武尊(やまとたけるのみこと)

しこ名の由来はなんでしょうか?

「尊」には高い地位を目指すという意味もあります。

神話での伝承上の英雄である日本武尊(やまとたけるのみこと)にも由来しています。

普通、「たける」は、「武」になりそうですが、「尊」で「たける」と読みます。

なかなか高貴なシコ名ですね!

「富士」は師匠・伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)の現役時代のしこ名からきています。

それだけ関取として期待されているということでしょう。

日本武尊とは?

そもそも、日本武尊を「やまとたけるのみこと」と読むことをしらない人もいるでしょうね。

日本武尊(ヤマトタケル)は、日本の神話や伝説に登場する古代の英雄で、日本の古典文学にも記されています。

第12代景行天皇の息子とされ、主に『古事記』や『日本書紀』にその活躍が記録されています。

彼の物語は、父の命により東国へ遠征し、道中で様々な自然の神々や敵対する部族と戦った英雄譚です。

特に有名なのは、敵を欺くために女装して彼らを打ち負かしたエピソードや、伊勢神宮で神の祝福を受けた話です。

しかし、遠征からの帰路に病を得て若くして亡くなり、その死に際して鳥になって天に昇るという伝説を残しました。彼の勇敢さと悲劇的な終焉は、日本の英雄伝説の中でも特に感動的な物語として語り継がれています。

日本武尊の物語は、勇気、忠誠心、そして自然との調和を象徴する重要な文化的遺産です。

尊富士の経歴

出典:NHK

相撲界で注目の若手力士、尊富士(たけるふじ)について、みんなに分かりやすく紹介したいと思います。

尊富士選手の話をするとき、まず驚くのは彼のスピード出世。

初土俵からわずか9場所での新入幕は、記録としても歴代1位タイですからね。

さらに、新記録!!歴史的快挙達成!!

1914年(大正3年)5月場所の両国以来、110年ぶりとなる新入幕場所での優勝!

貴花田(貴乃花)と朝青龍の所要24場所を大きく更新する所要10場所という史上最速Vを達成でした。

では、尊富士選手のプロフィールをざっくりと見てみましょう。

プロフィール

尊富士 弥輝也 (たけるふじ みきや)

東前頭十七枚目

項目内容
所属部屋伊勢ヶ濱
本名石岡 弥輝也
しこ名履歴石岡 → 尊富士
生年月日平成11年4月9日(24歳)
出身地青森県五所川原市
身長184.0cm
体重143.0kg
得意技突き・押し
初土俵令和四年九月場所
新十両令和六年一月場所
新入幕令和六年三月場所
最高位前頭十七枚目
  ↓
令和6年春場所優勝

相撲での実績

項目内容
中学青森県五所川原市立金木中学校(現・五所川原市立五所川原中学校)
全国中学校相撲選手権大会団体優勝
高校鳥取城北高等学校
全国高等学校相撲金沢大会ベスト8
大学日本大学
全日本学生相撲選手権大会団体優勝
その他2022年9月場所、伊勢ヶ濱部屋から初土俵
2023年1月場所、十両昇進
2024年3月場所、新入幕
  • 趣味良い香りのボディークリームを塗ること
  • 好物:馬肉、桃

ちょっとしたエピソード

尊富士選手は、幼少期から相撲を始め、高校・大学と相撲の名門校に進学しましたが、ケガに泣かされ、個人では大きなタイトルには手が届かなかったんです。

しかし、そのケガを乗り越えて相撲部屋に入門し、見事に逆境を跳ね返しています。

彼の勝負強さはすごいんですよ。

前相撲から一度も負け越しを経験せず、新入幕を果たしたのですから。

高校時代には、後の横綱・照ノ富士を慕って鳥取城北高校に進学したという話も、なんだか映画みたいですよね。

尊富士は日大出身

参照:日大HP

尊富士関は、相撲の名門日本大学出身です。

日大時代の実績を見てみましょう!この時はまだ石岡弥輝也くんです。


2年時 全日本大学選抜金沢大会準優勝、全国学生体重別大会135キロ未満級準優勝
    全国学生選手権団体戦優勝(先鋒)
3年時 全国学生相撲選手権団体優勝
4年時   全国学生選手権団体3位
 全国学生相撲個人体重別選手権大会無差別級16強

個人での優勝はありませんが、団体では優勝していますね。

個人では準優勝はあります。

厳しい日大相撲部で頑張ってきたんですよね。

このXで日大時代の尊富士関(石岡弥輝也くん)の勇姿を見ることができます。

https://twitter.com/KoukeiKaji/status/1150496493616287746?s=20

頑張った甲斐があって日大を卒業後、伊勢ケ浜部屋に入門。

https://twitter.com/hochi_takenatsu/status/1562416187216396292?s=20

ほんと様々な苦労と努力と稽古を日大相撲部でやってきてここまで来たんです。

素晴らしいです!

まとめ

尊富士の読み方は「たけるふじ」です。

しこの名の由来は、日本武尊という事が分かりましたね!

尊富士選手の魅力って、ただ強いだけじゃなくて、その人柄や逆境に負けない心も含めてなんですよね。これからも彼の活躍に目が離せません!

それにしても、良い香りのボディークリームを塗るのが趣味って、なんだか意外でしょ?でもそれも含めて、尊富士選手の魅力の一つなんですよ。

110年ぶり新入幕V!史上最速優勝のダブル偉業!

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