新一万円札の肖像になり、「日本資本主義の父」と称される渋沢栄一。
彼は多くの企業を設立し、経済界に大きな影響を与えましたが、実は数多くの女性と関係を持ち、10人を超えるめかけがいたという噂もあります。
本記事では、その数と真相に迫り、史実やエピソードを通じて渋沢の知られざる一面を探ります。
渋沢栄一のめかけは何人いた？そんな彼の生涯と功績
渋沢栄一（1840-1931）は、日本の近代資本主義の父として知られる偉大な実業家です。
彼は第一国立銀行（現・みずほ銀行）を始め、王子製紙、東京証券取引所など500社以上の設立に関与し、日本の経済発展に多大な貢献をしました。
2024年には新一万円札の肖像となり、その功績が再び注目されています。
しかし、彼の生涯には多くの女性が関わっていたことも知られていますよね。
渋沢は2人の正妻と数多くのめかけ、そして愛人を持ち、多くの子供をもうけました。
では本当なのでしょうか？
彼の女性関係について、史実と逸話を交えながら詳しく見ていきましょう！
渋沢栄一のめかけ10人以上説を裏付ける史実と逸話
渋沢栄一には、正妻と妾（めかけ）との間に多くの子供がいたとされています。
めかけの数については諸説あり、公式に認知された妾だけで数十人、非公式な愛人を含めると50人を超えるとも言われています。
マジ？って感じですよね。
このような「50人以上説」が流布される背景には、彼の生前の日記や当時の証言が大きな役割を果たしています。
ただ、この50人説は子供50人説の可能性もあります。
渋沢の日記と証言
渋沢栄一の日記には「一友人を訪ねる」といった記述が頻繁に見られますが、これは親しい女性の元を訪れたことを指す婉曲表現とも考えられています。
彼の四男・渋沢秀雄による回顧録『父 渋沢栄一』にも、栄一の数多くの女性関係についての記録があります。
これらの記録から勝手に、50人説の信憑性を裏付けるものでは？といういう意見もあるみたいですね。
めかけと正妻の同居
渋沢栄一は数多くのめかけを持ちながらも、彼女たちを自宅で正妻と共に暮らさせていたことが知られています。
大河ドラマでもそんなシーンがありましたよね！
例えば、千代と同居していた妾の大内くには、渋沢が大阪赴任時に出会い、その後東京の自宅に迎え入れた女性です。
このような「妻妾同居」の実例は、渋沢の豪快な女性関係を物語っています。
京都やヨーロッパでの女性関係
若かりし渋沢は、幕末の動乱期においても女性との関係を築いていました。
尊王攘夷運動に加わる前後、京都滞在中に新選組の隊士の女性に手を出してトラブルになったという逸話もあります。
また、ヨーロッパ視察時にも現地の女性に積極的にアプローチしていた記録が残されています。
こうしたエピソードからも、渋沢が生涯を通じて女性に対して非常に積極的であったことが伺えます。
かなりのモテ男だったのでしょう。
さらに財力もあるので女性にも人気だったと思われます！
渋沢栄一のめかけたちとその背景
大内くに
大内くには、渋沢が大阪で出会い、その後東京の自宅に住まわせた妾です。
千代の許可を得て同居したという背景からも、渋沢の家庭内における女性関係の特殊性がうかがえます。
彼女との間には子供が生まれ、その子供たちも財界で活躍しました。
鈴木かめ
鈴木かめは、吉原の元芸妓で、渋沢の妾として知られています。
彼女との間に生まれた息子、長谷川重三郎は、渋沢が創業した第一銀行の頭取にまでなりました。
68歳の時に生まれた子供であることから、渋沢の精力的な一面が強調される逸話です。
田中久尾
田中久尾もまた、渋沢が大阪から連れてきた妾で、自宅に住まわせていました。
彼女に関する記録は少ないものの、「弊風一斑 蓄妾の実例」として新聞に取り上げられたことがあり、当時の渋沢の女性関係を示す一例となっています。
家族や子供たちのその後
渋沢栄一の子供たちは、いずれも財界や社会で成功を収めました。
千代との間に生まれた長男・篤二は、渋沢倉庫会長などを務めましたが、遊び人としての父親の血を受け継ぎ、後に廃嫡されました。
その代わりに、篤二の長男・敬三が渋沢家の跡を継ぎ、日本銀行総裁や大蔵大臣を歴任しました。
また、兼子との間に生まれた子供たちも、石川島飛行機製作所の社長など、各界で活躍しました。
妾との間に生まれた子供たちも、尾高次郎や大川平三郎といった財界の要人と縁を結び、社会的地位を築いています。
まとめ
渋沢栄一は、日本の近代資本主義を築いた偉人である一方で、非常に多くの女性と関係を持ち、数多くの子供をもうけました。
50人説という数には驚かされるものの、彼の女性関係はその時代背景や社会的地位とも密接に関係しています。
渋沢栄一の女性関係に関する史実と逸話は、彼の人間性や当時の社会状況を理解するための重要な要素となっています。
彼の生涯とその女性遍歴を知ることで、単なる偉人伝としての渋沢像だけでなく、彼の人間としての魅力や複雑さも垣間見ることができます。
今の時代は、コンプライアンス的には完全にOUT！ですけどね。
新一万円札の肖像としてその功績が再び注目される今、渋沢栄一の多面的な人間性をもっと調べてみようと思います！
