【焼肉酒家えびす】元社長勘坂康弘氏の現在は?会社は解散店舗は閉鎖

【焼肉酒家えびす】 元社長勘坂康弘氏の現在は?

2011年に発生したユッケ食中毒事件で大きな話題となった「焼肉酒家えびす」の元社長、勘坂康弘氏。

この事件を受けてフーズ・フォーラス社は破産し、その後の経緯や勘坂氏の近況について再度注目を集めています。

この記事では、事件の概要から現在に至るまでの情報をコンパクトにまとめてみました。

目次

【焼肉酒家えびす】元社長勘坂康弘氏とは

出典:https://youtu.be/m-yUU8OHwxE?si=ibtiLGl2zBUDS16w

勘坂康弘氏は、1968年に富山県で生まれ、1997年に「焼肉酒家えびす」を設立しました。

お店は瞬く間に人気となり、北陸3県と神奈川県に20店舗を展開するまでに成長しました。

しかし、2011年に起きたユッケ食中毒事件が全てを変えてしまいました。

勘坂氏は、民間企業で働きながら開業資金を貯め、焼肉店を立ち上げた実業家です。

彼の経営する「焼肉酒家えびす」は、リーズナブルな価格と美味しい料理で多くの客を惹きつけていました。

しかし、事件が発生したことで、その成功は一瞬にして崩れ去りました。

元社長・勘坂康弘氏の現在は

自己破産と離婚

勘坂康弘氏は、2012年に自己破産を申請し、約13億2千万円の負債を抱えて破産しました。

この負債の大部分は被害者への賠償金と取引業者への債務でした。

事件後、勘坂氏は妻と離婚し、幼い息子は妻に引き取られたとの話があります。

現在の仕事

2014年の週刊誌の記事では、勘坂氏は運送業界でドライバーとして働いていることが報じられました。

飲食業界には戻っておらず、現在も運送業で生計を立てているとされています。

当時のマスコミの取材に対して、再び事業を始める意欲を示していたものの、具体的な起業の報道はありません。

債権者集会には出席せず

2023年9月、フーズ・フォーラスの破産手続きがほぼ終結しました。

これまでの債権者集会は非公開で行われ、出席した被害者遺族の弁護人が明らかにしました。

フーズ・フォーラスの代理人弁護士や元清算人が出席したものの、元社長の勘坂康弘氏は姿を見せていませんでした。

この点について、被害者遺族からは「普通は来るものだと思いますけど」と不満の声が上がっています。

仰天ニュースなどのテレビ番組で現在何をしているか報じられるかも知れませんが、現時点では不明です。

【焼肉酒家えびす】ユッケ食中毒事件の概要

出典:https://youtu.be/m-yUU8OHwxE?si=ITozHlZHD44cZyVw

2011年4月21日以降、富山県、福井県、神奈川県の「焼肉酒家えびす」の店舗でユッケを食べた多数の客が腸管出血性大腸菌O-111による食中毒を発症しました。

この事件で、181人が被害を受け、6歳から70歳までの5人が死亡するという悲劇が起こりました。

事件の原因

事件の原因は、食肉卸業者の衛生管理の問題と店舗側の管理不備が重なったものでした。

焼肉酒家えびすは、生食用ではない肉をユッケとして提供し、さらに売れ残りのユッケを翌日に再提供するなど、衛生管理に問題がありました。

また、卸業者も生食用として出荷する基準を満たしていませんでした。

勘坂康弘元社長の焼肉酒家えびすはどうなった?

フーズ・フォーラスの破産手続き

ユッケ食中毒事件により、「焼肉酒家えびす」は全店舗が営業停止となり、運営会社「フーズ・フォーラス」は2012年に特別清算を申請しました。

最終的な負債総額は約21億円に達し、被害者への賠償金や取引業者への債務を抱えたまま破産手続きに入りました。

2023年9月、フーズ・フォーラスの破産手続きがほぼ終結しました。

約1億円が債権者に配当され、債権者集会も順次終了しています。

これにより、12年にわたる破産手続きは最終段階に入りました。

会社の解散と店舗の閉鎖

焼肉酒家えびすは、事件後すぐに全店舗の営業を停止し、最終的に閉鎖されました。

勘坂氏の謝罪会見や賠償問題に関する裁判などが続きましたが、会社は解散し、フーズ・フォーラスとしての事業活動は完全に終了しました。

まとめ

【焼肉酒家えびす】元社長勘坂康弘氏の現在は?会社は解散店舗は閉鎖をテーマにお届けしました。

勘坂康弘元社長は、「焼肉酒家えびす」のユッケ食中毒事件後、大きな転落を経験しました。

現在は運送業界で働き、地道に生活を送っていると報じられたことがありますが正確には不明です。

フーズ・フォーラスの破産手続きもほぼ終結し、長い法的な問題も終わりに近づいています。

この事件を教訓に、食の安全と管理の重要性が改めて認識されました。

今後もこのような悲劇が起こらないよう、業界全体の取り組みが求められます。

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