2023年9月10日、ムード歌謡の帝王として知られた敏いとうさんが逝去され、再びその代表曲「星降る街角」が注目を集めています。
1977年のリリース以来、世代を超えて愛され続けてきたこの楽曲ですが、特に曲中の「合いの手」は多くの人にとって親しみ深い部分です。
合いの手の歌詞が懐かしい!もう一度聞きたい!
歌詞は地区によって違うの?など気になっている方も多いみたいです。
この記事では敏いとうさんの訃報を受け、多くの人が「星降る街角」の魅力に再び触れる中で、この合いの手がどのように受け入れられてきたのか、合いの手歌詞の内容について紹介します。
敏いとうさんと「星降る街角」の歴史
敏いとうとハッピー&ブルー
敏いとうさんは、1969年にデビュー後、1971年に「敏いとうとハッピー&ブルー」を結成し、ムード歌謡界で大きな足跡を残しました。
彼のリードするグループは、「わたし祈ってます」や「よせばいいのに」などのヒット曲を次々に生み出し、中でも「星降る街角」はその独特な合いの手が大きな話題となり、一躍ヒットしました。
この曲は、夜の街を恋人と共に歩くロマンチックな情景を描いたもので、哀愁漂うメロディーと、リズムに合わせた合いの手が特徴的です。
敏いとうさんの独特な低音ボイスと、リスナーが自然と一緒に歌いたくなるようなフレーズが、この楽曲の魅力を引き立てています。
敏いとうさん逝去後、再び注目される「星降る街角」
敏いとうさんが亡くなられたことで、多くの人々が再び彼の音楽に触れる機会を得ました。
「星降る街角」もその代表曲として再評価されており、SNSやテレビ番組などで取り上げられることが増えています。
特に、過去にライブで披露されたバージョンや、地域ごとのアレンジが懐かしむ声も多く聞かれます。
星降る街角の合いの手の歌詞の内容とは
合いの手歌詞の概要
「星降る街角」で特に耳に残るのが、合いの手として挿入される「ちゅるる・ちゅるる・ちゅるっちゅ~」や
「わ・わ・わ・わ・輪がみっつ!」といったユーモラスなフレーズ。
これらの合いの手は、シンプルながらも非常にリズミカルで、多くのファンがこの部分に反応し、ライブなどでも観客と一体感を生む要素となっています。
しかし、この合いの手は地区によってアレンジが異なることもあるようです。
特に関西では、さらにコミカルな要素が強調されたバージョンが多く、深夜のバラエティ番組などで披露された際には、笑いを誘うために少々過激なアドリブが加えられることもあったみたいですね。
例えば「1かけて2かけて3かけて…」のフレーズに続く表現が、地域や場面によっては下ネタに近づいていくこともありました。
合いの手歌詞の具体例
イントロ部分
「ウォンチュー!」又は「ワンツー!」。
歌に入ると下記の感じです。
「踊ろうよ~」のあとの、チュルルるるるるのところで「踊るだけではいやよ~」
「ああ恋の夜」のあとに、「夜夜夜夜長い夜」
「二人は~」のあとに、「わ、わ、わ、わ、輪が3つ」
又は 「わ~わ~わ~わ~、輪が3つ」
「あの街角」のあとに、「角角角角曲がり角」
「1かけて、2かけて、3かけて、仕掛けたお◯◯はやめられない!」
※仕掛けた女にだまされて の地区もあるようです。
「5かけて、6かけて、7かけて、やっぱり◯◯こはやめられない!」
※やっぱりお酒はやめらない の地区もあるようです。
「話そうよ」のあとに、「話すだけではいやよ~」
最後のコールのところも諸説あります。
・「9かけて10かけて、とうとう◯め◯をやっちゃった。」
・「9かけて10かけて11かけて12(とに)かく、◯◯こやめられない!」
※◯◯◯ はお酒の場合もあります。
やっちゃった→飲んじゃったのところも。
曲の最後も地区によって違います。
「ああ、よく飲んだ」
「じゃんけんぽい、あいこでしょ」
「あ、痛かった!!!」
あなたの地区やお店はいかがでしたか?
星降る街角の合いの手踊りも出来たら完璧
星降る街角の合いの手コールが出来る方は多いと思いますが、合いの手と共にちょっとした踊りが出来たら完璧です。
この動画でぐっさんのイントロの時の曲紹介MCや、このちょっとしたぐっさんのようなダンスが出来たら場の盛り上がりは最高になると思います。
このダンスはさすがです!
マスターしたいですね!笑
星降る街角の合いの手歌詞はコンプライアンスに注意!
星降る街角の合いの手を紹介してきました。
昭和、平成はまだ良かったかもしれませんが、令和の今はこの合いの手はコンプライアンス的に若い世代にからは受け入れられないと思いますのでご注意を!
過去に楽しんでいた人々は「昔はもっと自由だったのに」という声も上がるかもしれませんが、参加メンバーをよく見て歌うようにしましょう!
具体的には、上記の「1かけて2かけて…」は、昔のユーモラスで自由な表現を楽しんでいた世代にとっては、少し寂しい時代かも知れませんね。
まとめ
「星降る街角の合いの手の歌詞は?地区によっても違うしダンスもある?」をテーマにまとめました。
敏いとうさんの逝去により、再び脚光を浴びている「星降る街角」。
その魅力は、リズミカルで親しみやすいメロディーとユーモラスな合いの手にあります。
地域によっては独自のアレンジが施されてきたこの曲の持つ普遍的な魅力は色褪せることなく、今も多くのファンの心に残り続けています。
敏いとうさんを偲びながら、「星降る街角」をカラオケでもう一度歌ってみるのはいかがでしょうか?