静岡県の川勝平太知事の突然の辞任表明が、静岡県内外で大きな話題となっています。
その背後には、知事自身の発言による波紋がありました。
しかし、これらの一連の騒動を巡り、不適切だと思ってなく知事本人も、内心深く傷ついていた?らしいです。
今回は、川勝平太知事の言い分についてお届けします!
川勝平太知事の言い分
静岡県の川勝平太知事が突然の辞任を表明し、その背後には知事自身の発言に対する広範な批判がありました。
川勝知事は新人職員に向けた訓示で、「県庁というのはシンクタンクです。毎日野菜を売ったり、牛の世話をしたりするのとは違って、基本的に皆さんは知性が高い方たちです」と述べ、この発言が職業差別と捉えられ波紋を呼んじゃいました。
これがきっかけでの辞任ですが、川勝知事本人の考えはどうなんでしょうか?
辞任会見時の言い分をまとめてみました。
不十分な言葉遣いによって、人の心に傷をつけた
川勝知事は会見で次のように述べました。
私の不十分な言葉遣いによって、人の心に傷をつけたということ。これやはり大きい。
意図せざる形で人が傷ついてると、県議会の皆様方の、県民の方々のご指摘によって知った。
ここは大きく反省すべきことだと。これが繰り返されてるってこともありまして、これは一つの大きな辞任の理由ですね。
さすが優秀な知事ですね。
自分の発言に関して、本人は他人が傷ついていたとは指摘されるまでは気が付かなかったとはちょっとビックリですが、大物権力者はこうなりますね。
不適切だとは思ってなかった
川勝知事の新人職員に向けた訓示の、「県庁というのはシンクタンクです。毎日野菜を売ったり、牛の世話をしたりするのとは違って、基本的に皆さんは知性が高い方たちです」についての言い分は下記の通りです。
みなさま方に全文を読んでいただきたい。音声も聞いてください。
お聞きいただければ分かるという気持ちがございまして、言い換えると不適切だとは思ってなかったと。
しかし、一部だけをとれば、差別発言とも取られかねないところがあることは、その通りなので、そこで傷つかれてるのは不本意ですから、申し訳ないという気持ちがございます。
記者からの質問に対しては、「不適切ではないけど、一部だけ見れば差別発言と思われ申し訳ない」という見解です。
で、発言に関しては撤回しないという言い分。
まあ、ある意味信念をもってやっているのでいいのではないでしょうか。
ただ、SNS上やテレビの情報番組では色々突っ込まれるでしょうね。
申し訳ないという気持ち
川勝知事はこの会見で「申し訳ないという気持ちがございます。」というコメントをしています。
ひとつは、訓示のときのシンクタンク発言に関して下記のように述べています。
一部だけをとれば、差別発言とも取られかねないところがあることは、その通りなので、そこで傷つかれてるのは不本意ですから、申し訳ないという気持ちがございます。
もう一つは、記者から、「支持者からは、任期途中で辞めて残念だという話も・・・」というと言う問いに
下記のように答えています。
申し訳ないという気持ちがあります。
ただ皆さんに選んでいただいたのは、何をするかを訴えたからですね。
(リニアの問題は)公約に掲げた解決の一里塚に達したなという思いであります。
川勝知事の言い分としては基本的に「申し訳ございませんでした」という概念はないみたいですね。
あくまでも、申し訳ないという気持ち という事でここでもこだわりというか信念を感じます。
私の心も傷ついています
責任を取る形で辞職するというのも、その理由の一つだという認識か?という問いには下記のように答えています。
傷つけたことについては、私の心も傷ついていますので、申し訳ないと思っています。
やはり知事も人の子。心が傷ついていたんですね。
って、本当なんでしょうか?
川勝知事の将来計画と政界引退
辞任表明の記者会見では、川勝知事は自らの政界からの退退意向を明確にしました。
「これからも勉強は死ぬまで続けたいが、他の選挙への出馬は全く考えていない」と述べることで、政治の第一線からは退くものの、学び続ける姿勢を強調しました。
これは、政治家としてではなく、一個人としての成長と学びを続けることに価値を見出していることを示唆しており、辞任後も変わらぬ姿勢で社会に貢献していこうということですかね?
川勝知事の言い分に対する世間の反応
今回の川勝平太知事の発言に関しての世間の反応はどうなんでしょうか?
「人を傷つけて私の心も傷ついている」で反感
毎日野菜を売ったり、牛の世話をしたりするのとは違って、基本的に皆さんは知性が高い方たちです」との発言で波紋を広げ、これは職業差別と捉えられました。
その後の「人を傷つけたことには、私の心も傷ついている」という謝罪も世間からは様々な意見が出ていて、一部では知事の真摯な反省として受け止められる一方で、他には遅すぎる謝罪との批判もありました。
Xやネットニュースのコメント欄の声です。
続いてヤフコメの一部です。
人を見下すことでしか存在を主張できない人なんだろうなという印象
報道の通りの発言だと、野菜を作って売る人の知能は高くない、 としか読めないし、ほとんどの人はそう捉えて不快になった。 職業差別以外の何ものでもない。
「自分も傷ついた」という言葉から、「自分の気持もわかってほしい(共感してほしい)」といった意味合いが感じ取れる。
川勝平太知事擁護の声も
今回の川勝平太知事のいい分は正しい!
という擁護の声ももちろんあります。
モーニングショーやひるおびは川勝平太知事擁護と思われているみたいですね。
ヤフコメでの川勝平太知事擁護の意見の要約です。
本当に信念があれば、それは良いことだと思う。ただ、表現の仕方が悪くて誤解を招いたが、県庁の職員として頑張ることを勧める意図だった。断片的な批判は適切ではない。
県職員や市職員の採用には一定の学力が必要であり、その点について言及すること自体は間違っていない。しかし、地位のある人が公の場でそう言うのは問題である。人間には様々な感情があり、それを心の中に持つことは自然なことだ。
挨拶全体は新人への有益なアドバイスだったが、問題の部分はメディアの取り上げ方と表現の不足にある。他業種を下げる必要はなく、「優秀だから知性を磨いて」と伝えればよかった。以前は支持していたが、最近の問題発言は擁護できず、退任の時期かもしれない。
確かに川勝知事は言葉足らずの発言が災いしたことが多いが今までの各問題発言、全て間違ってるわけではない。
この手の話題は賛否両論あるので、フラットな感覚でみたほうがいいですね。
まとめ
今回は川勝知事の言い分は!不適切ではなく本人も傷ついていたらしい?!をテーマにお届けしました。
川勝知事の言い分と辞任表明は社会的な反響が大きかったですね。
公の立場にある者として不適切な発言にはより厳しい責任が伴うべきだと指摘する意見は多くありますが、同情を示す声もあります。
知事の発言が影響を受けたとされる農業、酪農、水産業などの第一次産業関係者からの反応は厳しく、彼らの労働に対する尊重が欠けていたとの批判が目立ちました。
川勝知事が今後どうなるか見守っりましょう。