NHK連続テレビ小説『虎に翼』で、新潟編の重要な役どころ、弁護士の杉田次郎。
いい味を出していますよね。
演じている俳優は誰なのか?朝ドラファンには分かると思いますが、分からない方のために簡潔に紹介します。
その俳優は、田口浩正です。
彼のこれまでの活躍を振り返りつつ、今回の役柄について紹介します。
【虎に翼】新潟の弁護士の弟役は田口浩正
プロフィール
田口浩正さんは1967年10月8日、福岡県福岡市出身の俳優、声優です。
ホリプロに所属し、東福岡高等学校を卒業後、劇団東京乾電池の第一期研究生となりました。
その後、お笑いコンビ「テンション」としても活動し、相方は「R-1ぐらんぷり2008」で準優勝した芋洗坂係長こと小浦一優さんです。
略歴とキャリア
田口さんは、1986年に劇団東京乾電池の研究生として活動を開始し、1988年には小浦一優さんとお笑いコンビ「テンション」を結成。
バラエティ番組などで活躍した後、1992年からは俳優業に専念します。
特に、周防正行監督や三谷幸喜監督の作品には常連として出演しています。
田口浩正の朝ドラでの活躍
田口さんは、これまでにNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)に3作品出演しています。
ふたりっ子(1996年)
『ふたりっ子』では、田口さんは雨宮秋彦役を演じました。彼は奨励会員であり、プロ棋士を目指して奮闘するも、最終的にはその夢を諦めざるを得なくなります。
この役柄は、夢破れた男性の悲哀を繊細に描いており、田口さんの演技力が光る役どころでした。
彼の弱気な将棋のスタイルや、プロ棋士を目指す過程での葛藤が視聴者の心を打ちました。
とと姉ちゃん(2016年)
『とと姉ちゃん』では、山岸隆一役として登場。山岸は常子(高畑充希)の上司であり、タイピストの面接官として冷徹に振る舞います。
特に、入社試験のシーンでの山岸の厳しい態度や、常子との対立は印象的でした。
また、会社の経営悪化に伴う人員削減の際には、冷酷に常子を解雇する役回りで、視聴者に強い印象を残しました。
エール(2020年)
『エール』では、吉野福之助役を演じました。
彼は京都の商人で、主人公・裕一の父・三郎(唐沢寿明)に商談を持ちかけるも、詐欺を働いて逃げるという悪役を演じました。
この役柄では、田口さんのコメディーで培った演技力が存分に発揮され、詐欺師としてのずる賢さと狡猾さを見事に表現しました。
『虎に翼』での役柄
『虎に翼』では、田口さんは高橋克実さん演じる兄・杉田太郎とともに地域の事件を多く引き受ける弁護士の弟、杉田次郎を演じています。
次郎は、裁判所の職員とも懇意にしており、幅広い人脈を持つ人物。兄の太郎を慕い、よく気にかける心優しい性格です。
兄弟揃って法廷に立つシーンは見どころの一つで、SNSでも話題になっています。
『虎に翼』のあらすじと注目ポイント
ドラマは、伊藤沙莉さん演じる主人公・寅子が、新潟地家裁三条支部に赴任するところから始まります。
そこで、杉田兄弟や地元の人々との交流を通じて成長していく寅子の姿が描かれます。
第16週「女やもめに花が咲く?」では、寅子と杉田兄弟の絡みが増え、ドラマはさらに盛り上がっていきます。
まとめ
【虎に翼】弁護士の弟役は誰?田口浩正で過去朝ドラ3作品出演あり!をテーマにお届けしました。
田口浩正さんの名演技は、今回の『虎に翼』でも光り輝いていますよね。
これまでの朝ドラ出演作でも見せた多彩な演技力で、杉田次郎という役柄に新たな命を吹き込んでいます。
今後の展開がますます楽しみですね。朝ドラファンならずとも、田口さんの活躍に注目です。