パワハラとおねだり疑惑が全国的に注目されている兵庫県の斎藤元彦知事。
ここ最近は一部でサイコパスとまで言われています。
斎藤知事がサイコパスと言われる理由について簡潔にまとめました。
兵庫県斎藤元彦知事がサイコパスと言われる理由とは?
斎藤元彦知事が「サイコパス」と指摘される理由について説明します。
サイコパスとは、反社会的な人格を持ち、共感性の欠如や冷淡な態度、そして他人を利用する行動が特徴です。
サイコパスの特徴として以下の点が挙げられます。
特徴 | 説明 |
---|---|
共感性の欠如 | 他人の感情や痛みに対する共感が欠けている。 |
冷酷で計算高い行動 | 他人を利用し、自分の目的を達成するために冷静で計算高い行動を取る。 |
罪悪感の欠如 | 自分の行動に対する罪悪感がなく、平然と嘘をつく。 |
表面的な魅力 | 一見魅力的で、口が達者なことが多い。 |
斎藤知事がサイコパスと指摘されるのは、これらの特徴が彼の行動や態度に見られるからです。
特に、職員に対する冷酷な態度や、問題が発覚しても責任を取らず同じ言葉を繰り返す姿勢がその理由として挙げられます。
斎藤知事の会見内容にサイコパスな一面が
7/24の長時間の会見での発言
7月24日に行われた斎藤知事の会見は、異例の2時間50分に及びました。
この会見では、彼の発言に注目が集まりました。特に以下の点が指摘されています。
- 「社交儀礼」や「慣例」の連発
ワインを受け取ったことについて、斎藤知事は「社交儀礼」を少なくとも13回、「慣例」を14回も使い、正当化しようとしました。
これにより、責任を回避しようとする姿勢が浮き彫りになりました。 - 「県政を前に進める」の繰り返し
パワハラ疑惑や職員の死亡について問われた際、斎藤知事は「県政を前に進めることが私の責任の果たし方だ」と繰り返し述べました。
このフレーズを多用することで、実質的な回答を避ける一方、自身の立場を正当化しようとしているように見えます。
8/20の定例記者会見での発言
斎藤元彦知事は8月20日の定例記者会見で、自分の内部告発を巡る問題で県議会の百条委員会が実施した職員アンケートの中間報告について触れました。
「内容を承知していないのでコメントは控える」
また新たなパワハラ疑惑について
「業務上の指導だった」
と従来の主張そのままでした。
サイコパス的なのは下記の知事の新しい疑惑
「視察先の施設でエレベーターに乗り損ね、職員を『お前はエレベーターのボタンも押せないのか』と 叱責
した」
これに対しては、認識はないそうです。
ただ、
「仕事なので、(一般論として)厳しく指導することも必要だ」
と述べていることから、日頃から厳しく接していたという認識はあるようです。
この他、サイコパス的な職員アンケートのパワハラは下記です。
事実かどうかは分かりませんが、これをドラマや映画にすると怖いシーンです。
8/31の百条委員会での発言
8/30日午後3時から、百条委員会で初めて知事への証人尋問が行われました。
知事自身のパワハラ疑惑の追及に対し、やはり全面的に否定しました。
「怒るとバンバン机を叩きだす」 「公用車内で知事が激怒し、前方座席を蹴った」 「おまえはエレベーターのボタンも押せないのかと厳しく罵倒された」などの件に関しては、
「言い方が厳しかったり、強くなったことは、職員の皆さんに不快な思いをさせたのは反省したいし、もしそういう方がいれば謝りたい」
20m歩かされたことに対してまさにサイコパスな返答がありました。
「車止めの直前で2人の職員が待っていたので、そこまで車が当然行くと思っていたが、突然止まったので、『どうしたの?』というと、車止めがありますと。向こうで待っているなら、もしかしたら車止めを外すのを失念していたのではないかと強く思ったので、車の動線を確保できてなかったのではないかという強い思い。そこで指摘して注意した」
「歩かされたことに注意したのではなく、車の動線を確保しておくべきだったということに注意した」
他人の感情に対する共感の欠如
記者会見で斎藤知事は、亡くなった職員に対するお悔やみの言葉を述べましたが、その言葉はどこか形式的で、真の共感が感じられませんでした。
また、公表が3カ月遅れた理由について「遺族の意向」と説明しましたが、その裏には自身の責任を回避しようとする冷酷な計算が見え隠れするとの指摘の声もあがっています。
罪悪感の欠如と冷酷な対応
斎藤知事は、元幹部職員の告発を「事実無根」「うそ八百」と否定し、告発者に対する懲戒処分を正当化しました。
さらに、公益通報制度の調査中に死亡した職員についても、「当時としては適正な判断だった」と繰り返し述べ、自身の行動に対する罪悪感を感じていないのではと思われています。
斎藤知事のエリート学歴・経歴がサイコパスに?
斎藤知事の学歴・経歴は非常に優秀です。
神戸市立若宮小学校から愛光中学校・高校を経て、東京大学経済学部を卒業しています。
その後、総務省に入省し、地方都市での勤務や東日本大震災の復興対応にも尽力してきました。
2021年には43歳の若さで兵庫県知事に就任しています。
厳しい受験戦争を勝ち抜き、エリートとしての道を歩んできました。
この過程で求められる高度な自己制御や冷静な判断力は、サイコパスの特徴である冷酷で計算高い行動と一致します。
彼の学歴や職務経歴は、目標達成のために感情を排除し、論理的かつ戦略的に行動する能力を培ったとも言えます。
また、厳しい教育環境や職務経験は、彼を高い目標達成志向に導いた一方で、他人の感情に対する共感性を低下させた可能性があります。
エリートとして成功するためには、時に冷酷な決断が必要とされることもあり、この過程で共感性が欠如していったのかも知れません。
また、パワハラ疑惑に対して「業務上、必要な範囲」と繰り返す姿勢や、告発者に対する懲戒処分を正当化する態度は、罪悪感の欠如と責任回避の姿勢を示しています。
これは、厳しい競争を勝ち抜いてきた過程で、自分の行動を正当化する力を身につけた結果とも言えます。
知事の名前の元彦は元県知事金井元彦の名前から祖父が付けたそうです。
これぞまさにサイコパス?
まとめ
斎藤元彦知事がサイコパスとまで言われる理由について見てきました。
彼の冷淡な対応や繰り返される同じ言葉、彼のサイコパス的な特徴とどのように関連しているかを考えると、高度な自己制御と冷静な判断力、表面的な魅力と人心掌握術、共感性の欠如と目標達成志向、罪悪感の欠如と責任回避といった要素が浮かび上がります。
エリートとしての道を歩む中で培われたこれらの特性が、現在の彼の行動や態度に反映されているのかもしれません。