富山県の山奥、自然豊かな護摩堂にたたずむ「料理宿 八十八(やとはち)」。
テレビ番組「ポツンと一軒家」と「帰れマンデー」のコラボ企画で注目を浴びたこの宿は、一度訪れたら忘れられない特別な体験を提供してくれます。
この宿がなぜそんなにも特別なのか?
その秘密はシェフであり、店主である三浦心一さんの驚くべき経歴とこだわりにあります。
この記事では、そんな「料理宿 八十八(やとはち)」について取り上げます。
ポツンと一軒家の料理宿八十八(やとはち)はどんなお店?
秘境の地に佇む料理宿「八十八」
和風オーベルジュ「八十八」は、富山県上市町の山中にひっそりと佇む料理宿です。
周囲は美しい自然に囲まれており、訪れる人々を癒してくれます。
この宿の特徴は、ただの宿泊施設ではないということです。
ここでは、四季折々の食材を使った「摘草(つみくさ)料理」を楽しむことができ、その料理は五感を刺激する独自の体験を提供します。
基本情報
項目 | 詳細 |
---|---|
住所 | 富山県上市町護摩堂535(冬期間は富山市上飯野町3-162で営業) |
電話・FAX番号 | 076-473-2267 |
営業期間 | 3月下旬~12月下旬 |
営業時間 | 11:30~15:00(昼の懐石料理は2日前までに要予約)、夜は完全予約制 |
定休日 | 不定休、年末年始 |
駐車場 | 10台 |
・おまかせ懐石 (摘草料理を基本に、旬のものを味わえるコース。)
料金目安 10,000円程度(税サービス料込)
※料金はお店にお問い合わせください
「八十八」は御食事、御宿泊等々全てにおいて完全ご予約制です。
SNS、ネット、メール、旅行会社サイトなどでの予約は一切ないのでご注意ください。
自然と共に過ごす特別な時間
八十八での滞在は、ただの宿泊ではありません。
ここでは、普段の生活から離れ、美味しい料理とゆったりとした時間を過ごすことができます。
自然の音に包まれ、タヌキやカモシカといった動物たちにも出会えるかもしれません。
さらに、弘法大師の清水を使った霊泉風呂やナイトウォーキングなど、自然を五感で感じるアクティビティも豊富です。
八十八のシェフの経歴がすごすぎる!三浦心一さんの歩み
三浦シェフの経歴
八十八を営むシェフ・三浦心一さんは、高校卒業後に料理の道に進みました。
京都や東京の料亭で修業を積み、その後、和歌山県の高野山では精進料理の修業も経験。
その経歴は国内にとどまらず、30歳でニュージーランドの日本大使館に招聘され、日本料理のシェフとして腕を振るいました。
さらに、ニュージーランド国営ホテルのシェフとしても活躍し、その後も世界各国のリゾートでシェフを務めるという、まさに世界を股にかけた一流シェフです。
この豊富な経験を生かして、1991年に「八十八」をオープン。
以来、自然の恵みを最大限に生かした料理と、心温まるおもてなしで、多くのリピーターを引き寄せてきました。
八十八で味わう「摘草料理」とは?
八十八の料理の魅力は、何といっても「摘草料理」にあります。
これは、三浦さん自身が摘み取った季節の野草や山菜をふんだんに使った料理で、その土地でしか味わえない旬の滋味を堪能できます。
都会では決して再現できない、自然との共生を感じさせる料理は、一品一品が特別な思いを込めて作られています。
例えば、ふきのとうは金属を嫌うため、鎌を使わずに手で摘み取るなど、素材への細やかな配慮も三浦さんならではのこだわりです。
また、既製品を一切使わず、全て手作りで提供される料理は、時間と手間を惜しみません。
こうして作られた料理は、一瞬の芸術作品のように、その場でしか味わえない貴重な体験を提供します。
「ポツンと一軒家」と「帰れマンデー」で紹介
富山県の八十八は、2020年のポツンと一軒家で紹介され話題になり多くの人に知られました。
そして、2024年8月25日はポツンと一軒家×帰れマンデー見っけ隊!! 豪華コラボ!夏の秘境で大捜索SP‼で紹介されさらに話題になります。
さすがに歩いて行くのは大変でしょうね。
まとめ
【ポツンと一軒家】料理宿八十八(やとはち)とは?シェフの経歴がすごすぎる!をテーマに紹介しました。
「ポツンと一軒家」と「帰れマンデー」のコラボ企画で再び話題になった料理宿「八十八」は、その名の通り、特別な場所にある唯一無二の宿です。
シェフ三浦心一さんの豊かな経験と深いこだわりが詰まった料理とおもてなしは、訪れる人々に忘れられない感動を与えてくれます。
自然の中でゆったりとした時間を過ごし、五感で楽しむ摘草料理を味わうために、ぜひ一度足を運んでみてください。
自然と共に生きる三浦さんのこだわりが詰まった「八十八」で、心も体も満たされるひとときを過ごすのもいいですね。