鬼木誠議員の話題が注目されていますが、日本の政治界において、「鬼木誠」という名前を持つ国会議員が二人存在することは、知らない人が多いですよね。
これはちょっと紛らわしいですよね。
この二人はそれぞれ自民党と立憲民主党に所属しており、同姓同名であるにも関わらず、全く異なる経歴や役職を持っています。
この記事では、この二人の鬼木誠議員について紹介し、それぞれ違いを簡潔に紹介します。
同姓同名鬼木誠で先に議員になったのは自民党
まずは自民党の鬼木議員を紹介します。
自民党の鬼木誠議員は、昭和47年(1972年)10月に福岡市で生まれ、九州大学法学部を卒業後、西日本銀行(現・西日本シティ銀行)に勤務していました。
その後、政治の道を志し、30歳で福岡県議会議員に初当選。
その後、2012年の第46回衆議院議員総選挙で福岡県第2選挙区から初当選し、現在まで4期連続で当選しています。
彼の主な活動としては、防衛副大臣兼内閣府副大臣を務めるなど、防衛分野での実績が知られています。
また、彼の性格や趣味としては、ラグビーを高校時代から続けているスポーツマンであり、人の意見をよく聞くおおらかな人物とされています。
項目 | 内容 |
---|---|
生年月日 | 1972年10月16日 |
出身地 | 福岡市 |
小学校 | 田島小学校 |
中学校 | 当仁中学校 |
高校 | ラ・サール高等学校 |
大学 | 九州大学法学部 |
YouTubeなどでは、表記は「おにき誠」と鬼木をひらがな表記にしています。
鬼木誠議員もう一人は立憲民主党
立憲民主党の鬼木誠議員は、1963年12月7日に福岡県筑紫野市で生まれ、福岡県立筑紫高等学校卒業に福岡県庁に勤務していました。
大学には行っていないようです。
彼は長年にわたり労働組合活動に携わり、自治労本部書記長を務めるなど、労働運動の分野で活動してきました。
2022年の参議院議員選挙で初当選し、現在は内閣委員会や行政監視委員会などで活動しています。
彼の政治理念には、民意の反映や不正との闘いといった、公正で透明な政治を追求する姿勢が表れています。
YouTubeは自民党の鬼木誠さんが、「おにき誠」と表記しているのに対してこちらは
「鬼木まこと」と名前をひらがな表記にしています。
同性同名二人の鬼木誠比較
この写真は貴重な二人の鬼木誠さんが一緒に写っている写真です。
自民等の鬼木誠さんの公式HPに掲載されています。
下記のように書かれています。
ついに夢のコラボ、このツーショットが実現しました!
左・衆議院議員 鬼木誠、右・全日本自治団体労働組合(自治労)書記長 鬼木誠さん、です!
この時は、立憲民主党の鬼木誠さんが国会議員になる前の写真です。
まさかこれから2年後に国会議員になると思っていたのでしょう?
二人を見分ける簡単な方法は下記です。
・若い方が、自民党の鬼木誠議員、若くないのが立憲民主党の鬼木誠議員
・髪の毛がふさふさなのが自民党の鬼木議員、髪の毛がないのが立憲民主党の鬼木議員
Xで比較表がありました!
福岡には鬼木姓が多いんですかね?
南極の氷を配ったのは自民党の鬼木誠
今回、話題となっているのは、自民党の鬼木誠議員が行ったイベントです。
彼は自身の選挙区である福岡2区(福岡市中央区、南区の一部、城南区の一部)で、海上自衛隊の砕氷艦「しらせ」が南極から持ち帰った氷を展示する催しを開催しました。
このイベントは昨年4月から今月までの間に計5回行われ、鬼木議員や彼の秘書が自ら砕いた氷を紙コップに入れ、小学生などに配布しました。
鬼木議員は取材に対し「政治利用の意図は一切ない。子どもたちに南極の氷に触れてもらい、自衛隊のことを知ってもらう良い機会だと思った」と述べています。
しかし、この行為が公選法違反に該当するかどうかが議論されています。事務所側は「財貨性のある金品ではなく、公選法違反には抵触しないと考える」との見解を示しています。
このような行動が話題になった際にも、どの鬼木誠議員が関わっているのかを正確に知ることが重要です。
今回の氷の配布に関する件は、自民党の鬼木誠議員によるものであり、立憲民主党の鬼木誠議員とは無関係です。
このように、同姓同名の議員がいる場合には特に注意が必要です。
まとめ
「鬼木誠は同姓同名の2人国会議員がいる!自民党と立憲民主党で違うので注意!」をテーマにまとめました。
日本の国会議員の中で、同姓同名の二人が同時に存在することは非常に稀なことです。
しかし、だからこそそれぞれの議員がどのような政策を掲げ、どのような活動を行っているのかを理解することが大切です。
鬼木誠という名前を見たときには、自民党の鬼木誠さんか、立憲民主党の鬼木誠さんかをしっかり確認しましょう。