埼玉県三郷市の市議選で初当選を果たしたのは、なんとあの「X-GUN(バツグン)」の西尾季隆さん。
かつては「ボキャブラ天国」などで一世を風靡した芸人が、今度は市政の現場へと活躍の場を移しました。
この記事では、西尾季隆さんの芸人時代から現在に至るまでのプロフィールや経歴をまとめ、なぜ彼が三郷市議会議員を目指したのか、その背景と人柄を掘り下げていきます。
西尾季隆(西尾秀貴)プロフィール

プロフィール
- 本名:西尾 秀貴(にしお ひでたか)
- 生年月日:1970年2月20日
- 年齢:55歳(2025年現在)
- 出身地:東京都(育ちは京都)
- 血液型:O型
- 身長/体重:176cm / 84kg
- 趣味:ラグビー観戦、K-POP鑑賞、えのき氷、誰もしないモノマネ
- 特技:少林寺拳法(初段)、シンクロナイズドスイミング
お笑いコンビ「X-GUN」としての芸人人生
西尾さんは1990年、さがねまさひろさんとお笑いコンビ「X-GUN(バツグン)」を結成。
1996年ごろには、フジテレビ系の人気番組『ボキャブラ天国』に出演し、広く知られるようになりました。
その後も舞台やラジオ、テレビと幅広いメディアで活動を続け、特にラジオ番組『X-GUNの激烈ガッテム』は現在も継続中です。
2016年からは漫才協会に所属し、浅草の演芸場でも活躍しています。
芸人から政治家へ転身した背景とは?
2020年、西尾さんは東京都から埼玉県三郷市に移住。以来、地域活動にも積極的に関わるようになります。
特に注目すべきなのは、「放課後等デイサービス」のパート指導員として地域の子どもたちと接していた点です。芸人という肩書きに甘んじることなく、現場に立ち、三郷市の現状や課題を肌で感じたことが政治への関心につながったようです。
「三郷愛」と「当選報告」が話題に
2025年7月20日に実施された三郷市議会議員選挙で、3,154票を獲得し見事初当選。本人はSNSで「3154票=最高よ!という語呂合わせが嬉しい」とコメントし、多くの反響を集めました。
西尾さんは、「住んでみて初めて分かった三郷の良さ」を自身の発信でも繰り返し語っており、都心へのアクセスの良さ、大型商業施設の利便性、家賃相場の手頃さなどを魅力として挙げています。
なぜ三郷市に惹かれたのか?
三郷市は、都内からのアクセスが良く、IKEA・ららぽーと・コストコといった大型商業施設が並ぶ一方で、自然も多く残る街です。西尾さんは「ファミリー層にはぴったりの街」と絶賛しています。
また、成田空港・羽田空港のどちらにも1時間程度でアクセスできる立地でありながら、近隣と比較して家賃が安く、生活コスト面でも高評価しています。
西尾季隆さんの今後の市議活動に注目
西尾季隆さんは、これまでの芸人活動と地域支援活動の両方を通して、幅広い層からの信頼と親しみを得ています。特に、子どもや障がいを持つ家庭との関わりを大切にしてきた姿勢から、今後は福祉・教育・地域活性などの分野での活躍が期待されています。
まとめ
西尾季隆さんは、「芸人としての知名度」だけでなく、「三郷市に根ざした生活者」としての実体験をもとに政治の世界へ足を踏み入れました。
X-GUNとして培ってきたコミュニケーション力や発信力を武器に、今後も市民と行政の橋渡し役として存在感を増していくことでしょう。
「お笑い×政治」という異色の経歴が、地域に新しい風を吹き込むかもしれません。今後の市議としての動向に注目が集まります。
