2024年のパリオリンピックで注目を集めたウズベキスタンの柔道家、ディヨラ・ケルディヨロワ選手。
彼女は女子52キロ級で日本の阿部詩選手を破り、見事に金メダルを獲得しました。
その経歴やプロフィール、さらにはプライベートについて掘り下げていきます。
阿部詩に勝ったディヨラ・ケルディヨロワの経歴
ディヨラ・ケルディヨロワ選手は、1998年7月13日にウズベキスタンで生まれました。
柔道を始めたのは幼少期からで、持ち前の才能と努力でメキメキと頭角を現してきました。
主な経歴は下記のとおり
年 | 実績 |
---|---|
2015 | サラエボ世界カデット選手権でチャンピオンに |
2021 | アンタルヤグランドスラムで金メダルを獲得 |
2022 | ウランバートルグランドスラムで優勝 |
2022 | アジア選手権でチャンピオンに |
2023 | ドーハ世界選手権で銀メダルを獲得 |
2024 | ポルトガルグランプリ、トビリシグランドスラム、バクーグランドスラムで優勝 |
2024 | アブダビ世界選手権で銀メダルを獲得 |
2024 | パリオリンピックで金メダルを獲得 |
2024年のパリオリンピックでは、世界ランキング1位として出場し、見事に初の金メダルを獲得しました。
彼女の勝利は、ウズベキスタン初の女子オリンピック柔道チャンピオンという偉業を成し遂げた瞬間でもありました。
阿部詩選手との対戦と礼儀正しさ
パリオリンピックでの注目の試合は、2回戦での阿部詩選手との対戦でした。
阿部選手は東京オリンピックで金メダルを獲得し、2連覇を目指していましたが、ケルディヨロワ選手は一本勝ちを収めました。
試合後、阿部選手は「すごく強くて、最近の試合でも勢いがあった。警戒して対策もしていたけど、それを上回る強さだった」と語っています。
この勝利後、ケルディヨロワ選手はガッツポーズをすることなく、相手への敬意を重んじる礼儀正しい振る舞いを見せました。
この姿勢は日本の柔道ファンからも高く評価され、「彼女の態度は柔道の精神を体現している」と賞賛の声が上がりました。
彼女の礼儀正しさは、勝利の喜びを超えたスポーツマンシップの象徴となっています。
ケルディヨロワ選手のプライベートと結婚生活
ディヨラ・ケルディヨロワ選手は2022年に結婚しています。
お相手は、同じくウズベキスタンの柔道家であるマチャクボク・アザマトさんです。
アザマトさんも柔道界で活躍しており、二人は互いに支え合いながら競技生活を送っています。
ケルディヨロワ選手のインスタグラムには、夫アザマトさんとのツーショット写真や、トレーニングの様子、プライベートな一面が多く投稿されています。
これらの写真からは、競技だけでなく家庭でも幸せな時間を過ごしている様子が伺えます。
ケルディヨロワはウズベキスタンの誇り
上記の内容を直訳すると下記になります。
「ウズベキスタンの名誉あるスポーツマン🎖️」
この称号を頂けてとても嬉しいです。今の私の気持ちを言葉で言い表すことはできません。これは両親、祖父母、親戚、そして夫の信頼と支援のおかげで達成できたものであり、私も彼らの功績だと思っています。私をスポーツの道に進ませてくれた祖母は私の勝利を見ていませんでしたが、いつも上から見守ってくれていること、そして誇りに思ってくれていることは確かです🤲🏻 私を応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。私たちにはたくさんの仕事が待っています、トレーニングを強化し、私たちの国の旗をさらに高く掲げます。」
ケルディヨロワ選手の成功は、ウズベキスタンにとっても大きな誇りですね。
彼女はオリンピックで金メダルを獲得した初のウズベキスタン女性アスリートとなり、国内の多くの若い女性たちに夢と希望を与えています。
彼女の偉業は、ウズベキスタンのスポーツ界にとっても重要なマイルストーンとなりました。
ディヨラ・ケルディヨロワ選手は
「ウズベキスタンの女性たちの生活を変えることが私の使命です」
と語っており、その言葉通り、彼女の活躍は多くの人々に影響を与え続けています。
まとめ
「阿部詩に勝ったケルディヨロワの経歴プロフィール!ウズベキスタンの誇りで結婚もしている」をテーマにお届けしました。
ディヨラ・ケルディヨロワ選手は、その圧倒的な実力と努力で、柔道界の頂点に立ちました
阿部詩選手に勝利し、パリオリンピックで金メダルを獲得した彼女の経歴は、ウズベキスタンの誇りとなるものであり、多くの人々にとって感動をもたらしました。
結婚生活も順調で、競技と家庭を両立させながら輝かしい未来を築いているケルディヨロワ選手の今後の活躍にも期待が高まります。