福田和也の学歴経歴プロフィールまとめ！保守派の論客で受賞多数ラジオやテレビにも出演

2024年9月21日

福田和也さんは、日本の文芸評論家として知られ、保守派の論客としても多くの影響を与えてきました。

彼は文学と社会問題を鋭く分析し、多数の著作と受賞歴を重ね、慶應義塾大学で教鞭を執るなど、多方面で活躍してきました。

彼の功績は今後も語り継がれていくでしょう。

この記事では、彼の学歴や経歴、受賞歴について簡潔に紹介します。

※一部プロモーションを含みます

福田和也の学歴経歴プロフィールまとめ！

学歴

福田氏の学歴は、名門校での教育を背景に、文学とフランス語を深く学んだことが特徴です。

彼の学歴は以下の通りです。

年度	学歴
1967年	田端さくら幼稚園卒園
1973年	お茶の水女子大学附属小学校卒業
1976年	お茶の水女子大学附属中学校卒業
1979年	慶應義塾高等学校卒業
1983年	慶應義塾大学文学部仏文学専攻卒業
1985年	慶應義塾大学大学院修士課程修了

この優れた学歴は、彼の文学的背景と鋭い評論活動を支える基盤となりました。

経歴

福田和也氏は、1993年に「日本の家郷」で三島由紀夫賞を受賞し、一躍注目を集めました。

その後も、文芸評論家として活動を続け、歴史や文学に関する評論を多く執筆しました。

特に昭和天皇や乃木希典を題材にした評伝や、現代日本の社会問題に関する評論で高く評価されています。

テレビやラジオのコメンテーターとしても広く活躍し、幅広いジャンルに精通する知識人として知られていました。

福田和也の受賞歴と主な著書

福田和也氏は、文芸評論家としての功績により、数々の受賞歴があります。

主な受賞歴

年度	受賞作品	受賞名
1993年	『日本の家郷』	三島由紀夫賞
1996年	『甘美な人生』	平林たい子文学賞
2002年	『地ひらく―石原莞爾と昭和の夢』	山本七平賞
2006年	『悪女の美食術』	講談社エッセイ賞

これらの受賞は、彼の深い洞察力と卓越した文筆力を証明するものです。

主な著書

RIP Kazuya Fukuda (福田和也)

雑誌編集者時代のほぼ全期間を通じてお世話になった福田和也さんが亡くなった。時代に屹立する文芸評論家だった。渋谷の紀伊國屋で『日本の家郷』の頁を繰る手が止まらなくなり、我に返って買い求め、自宅で一気に読み終えた。最新の三島由紀夫賞受賞作だった。 pic.twitter.com/6qLLLp7kvu
— 中西大輔 (@diceque) September 21, 2024

福田和也氏は多くの著作を残し、幅広いテーマで執筆活動を行いました。

年度	著書名	出版社
1991年	『遥かなる日本ルネサンス』	文藝春秋
1992年	『日本の家郷』	新潮社
1995年	『甘美な人生』	新潮社
1996年	『なぜ日本人はかくも幼稚になったのか』	角川春樹事務所
2002年	『地ひらく―石原莞爾と昭和の夢』	文春文庫
2006年	『悪女の美食術』	講談社文庫
2007年	『昭和天皇』	文藝春秋
2008年	『大宰相　原敬』	文藝春秋
2013年	『村上春樹12の長編小説』	新潮社

このように、福田氏は歴史や文学、社会問題に関するテーマで、深い考察をもとにした著作を多数出版しています。

福田和也の雑誌執筆とラジオ・テレビ出演

文芸評論家の福田和也さん死去－保守派の論客、三島由紀夫賞受賞

書く媒体によって文章使い分けてた
一青窈も慶應の福田さんのゼミ出身よね

日本の男をとんかつ好きにする文章力あったな pic.twitter.com/B28FRduQoo
— こうこう (@kohtown1) September 21, 2024

福田和也氏は雑誌の連載やラジオやテレビにも出演していました。

その一部を紹介します。

雑誌執筆・連載

年代	活動内容
1990年	月刊『諸君!』にて「遥かなる日本ルネサンス」を連載開始
1997年	新潮新人賞の選考委員に就任
1999年	角川春樹小説賞の選考委員を務める
2002年	週刊誌『SPA！』で坪内祐三との対談連載を開始
2003年	文芸誌『en-taxi』を創刊（柳美里、坪内祐三、リリー・フランキーと共同編集）
2010年	新潮ドキュメント賞の選考委員に就任
2016年	新潮新人賞の選考委員辞任
2018年	『SPA！』の連載対談が終了