貴島善子の経歴プロフィールまとめ！京大卒ハーバード大学のエリート外交官

2024年9月19日

貴島善子さんは、日本を代表するエリート外交官であり、国内外で多くの要職を歴任してきた人物です。

京都大学とハーバード大学で学び、長年にわたり日本の外交を支えてきた彼女のキャリアは、女性外交官としての模範といえるでしょう。

本記事では、貴島善子さんの経歴や、彼女の活躍などを簡潔に紹介します。

貴島善子総領事のプロフィール

貴島善子さんは、京大法学部卒業後、ハーバード大学でアジア研究の修士号を取得したエリート外交官です。

外務省での長いキャリアを通じて、国際協力や外交の分野で数々の重要な役職を歴任し、現在は広州総領事として活躍しています。

項目	内容
名前	貴島善子（きじまよしこ）
生年月日	昭和42年2月16日
出身地	兵庫県神戸市
最終学歴	京都大学法学部卒業（平成2年3月）
学位	ハーバード大学アジア研究学修士課程修了（平成6年6月）
職業	外交官
入省	平成2年4月外務省入省
主要経歴	在中国大使館二等書記官、在韓国大使館参事官等
現職	在広州日本国総領事
夫	故伊奈久喜（日本経済新聞特別編集委員）
配偶者の経歴	ジャーナリスト、日本経済新聞特別編集委員
その他の活動	国際協力局人道支援室長、気候変動交渉室長

貴島善子の学歴と経歴　華々しい外交官としてのキャリア

学歴

貴島氏は、国内外での高等教育を受けたエリートです。

まず、京都大学法学部を卒業し、その後はハーバード大学でアジア研究の修士号を取得しています。

この国際的な学びが、彼女のグローバルな視点と外交交渉における強みとなり、数々の国際問題解決に貢献しました。

経歴

貴島善子さんは、平成2年に外務省に入省し、以来、数々の国際舞台で日本の顔として活躍してきました。

中国、韓国、メキシコ、インドネシアなど、アジアや中南米の主要国における要職を歴任し、気候変動や人道支援などグローバルな課題にも深く関わってきました。

彼女の代表的な職務には、在中国大使館二等書記官や総合外交政策局地球環境課首席などがあり、特に環境問題やアジア地域に精通していることで知られています。

直近では、広州総領事館総領事として、在留邦人や日本企業のサポートに尽力しています。

講演会活動など

貴島善子さんは、外交官としての経験を活かし、さまざまな高校や団体で講演会や勉強会を行っています。

これにより、若い世代に国際問題や外交に対する理解を深める機会を提供しています。

例えば、2011年には兵庫県の宝塚西高等学校にて、外務省国際協力局政策課企画官として「高校講座」を実施しました。

この講座では、外交や国際協力の重要性を生徒たちに伝え、国際社会で活躍するために必要なスキルや知識を共有しました。

また、2024年には広州留東同学会の新年会で、国際社会と日本外交について特別講演を行い、現地の留学生や関係者と交流を深めました。

この講演では、日本と国際社会の関係、そして外交官としての役割について詳しく語り、外交の舞台裏を共有する貴重な機会となりました。

これらの活動を通じて、貴島さんは次世代を担う若者たちに国際的な視点を提供し、日本と世界をつなぐ架け橋としての役割を果たしています。

貴島善子の夫は故・伊奈久喜氏

貴島善子の夫である伊奈久喜氏は、日本経済新聞の特別編集委員を務めた著名なジャーナリストでした。

外交・安全保障に関する見識が深く、1999年にはボーン・上田記念国際記者賞を受賞。

夫妻はともに国際社会において、日本のために貢献してきた一対の知識人と言えます。

しかし、伊奈氏は2016年に胃がんで亡くなり、その後、貴島氏は外交の現場に全力を注いでいます。