毎年恒例の特番『FNS 27時間テレビ』(フジテレビ系)で毎回注目を集めるのが「100kmサバイバルマラソン」です。
このマラソンのルールや見どころ、そして感動のエピソードについて詳しく紹介します。
さらに、『24時間テレビ』のマラソンとの違いについても解説します。
27時間テレビ100kmサバイバルマラソンのルールと概要
27時間テレビ100kmサバイバルマラソン企画の概要
「100kmサバイバルマラソン」は、有名人ランナーが100kmの道のりをできるだけ休憩を取らずに走り、最速でゴールを目指すという企画です。
優勝者には賞金1000万円が贈られます。
ランナーは先導車を追いかける形で走り、先導車から引き離されて「鬼」に追い越されると脱落となります。
具体的なルール
スタートとゴール
- 19時00分頃にスタートし、翌日にゴール。
- 後方30メートルに鬼先生がついてくる。
- 10km毎に休憩。ドクターチェック。
選手らは思い思いに食事したり休憩をとります。
60km以降は5km毎に随時休憩OK - 97km地点でペースメーカーが離脱
- 終盤は先導車が外れ、ランナーは自分のペースで走ることができる。
・女性ランナーは男性よりペースメーカーが外れるの3分ハンデ今年からあり。
脱落ルール
- 先導車から引き離され、「鬼教師」に追い越されると脱落。
- 全員脱落の可能性もあり、その場合でも番組は成立する。
競争と自由度
- ランナー同士の競争心が高まり、脚力に自信のあるランナーが集まる。
- 一定の自由度があり、自分のペースで走ることができる。
27時間テレビ100kmマラソンのルール・運営考察
基本ルール
- 距離: 総距離100kmを走破する。
- 時間制限: 27時間以内にゴールを目指す。
- 場所: 福島県のJヴィレッジに設定された5kmの周回コースを使用。
コース詳細
- 周回コース: 5kmの周回コースを使用し、これを20回繰り返す。
- 地形: コースにはアップダウンが多く、特に過酷な坂も含まれている。
- 環境: 昼間の暑さや夜間の寒さなど、気温変化に対応する必要がある。
競技形式
- スタート時間: 指定されたスタート時間に一斉にスタート。
- ペース設定: 主催者が設定したペースに従い走行。ペースが速すぎる場合はペースダウンを指示される。
- 先導者: 中継車や先導者が常に走者と共に移動し、進行を管理する。
- 鬼の存在: 特定の区間では「鬼」が追走し、プレッシャーを与える。鬼に捕まるとリタイア。
装備とサポート
- 装備: 走行中の通気性を高めるため、専用のタンクトップやランニングギアを使用。
- サポートスタッフ: 各選手にはトレーナーやサポートスタッフが付き、体調管理やメンテナンスを行う。
- 給水・補給: 各ポイントで給水や栄養補給が可能。特に熱中症対策として氷や冷却剤の使用が推奨される。
特別ルール
- 強制休憩: 適宜設定された休憩ポイントでの強制休憩が義務付けられている。
- 靴の履き替え: 適時、靴の履き替えが認められており、休憩中に行う。
- トレーニングパートナー: プロのトレーニングコーチや経験豊富なランナーがサポート。
チーム戦
- チームメンバー: 走者はチームメンバーとして他の走者と協力し、97kmまでは全員でサポートし合う。
- 競技後半: 97km以降は個人のペースでゴールを目指す。
終了条件
- ゴール: 100kmを完走した時点で終了。
- 途中リタイア: 鬼に捕まるか、体調不良などでリタイアする場合は、その時点で終了。
安全対策
- 医療スタッフ: コース上には常に医療スタッフが待機し、緊急事態に対応。
- 通信設備: 常時連絡が取れる通信設備を装備し、異常時の迅速な対応が可能。
- 安全確認: 開始前および終了後の健康チェックが義務付けられている。
このルールに従い、参加者は27時間テレビ100kmマラソンに挑みます。
各選手は厳しい条件の中での過酷なレースに挑戦し、フィニッシュを目指します。
参照 HANG OUT WITH HARRY ハリ山チャンネル 他
『24時間テレビ』とのルールの違い
各ネットメディアやSNS上では日本テレビの24時間テレビとの違いで色々意見が出ています。
ランナーの特性
- 『27時間テレビ』:脚力自慢の有名人が集まり、マラソン大会に近い形式。
- 『24時間テレビ』:走ることに慣れていないランナーも多く、時間をフルに使って完走を目指す。
目的とプレッシャー
- 『27時間テレビ』:100kmを最速で走ることが目的。
全員脱落しても番組は成立する。 - 『24時間テレビ』:24時間以内に完走することが目的。
番組のフィナーレに合わせたゴールが演出される。
視聴者の反応
『27時間テレビ』の16〜17時間での完走により、『24時間テレビ』に対する批判的な意見がSNSで見られました。
「茶番」「感動の押し売り」という声もありましたが、両者は異なる形式のマラソン企画であることを理解することが重要です。
27時間テレビマラソン2023出場選手の感動の舞台裏
2023年はハリー杉山が1着でゴールし、続いてワタリ119、大倉士門、井上咲楽、団長安田(安田大サーカス)、山本賢太(フジテレビアナウンサー)が完走。
その熱い走りが多くの視聴者を感動させました。
2023年の時のハリー杉山、安田団長、井上咲楽の後日談を紹介します。
ハリー杉山の楽屋裏話
厳しいトレーニングと準備
ハリー杉山は、100kmマラソンに向けて徹底的な準備を行いました。
普段からトレーナーと共に体のメンテナンスを行い、栄養管理やトレーニングメニューを細かく設定しました。
彼のトレーナーである吉田さんは、元青学駅伝部の選手であり、彼の体調管理とパフォーマンス向上に大きく貢献しました。
吉田さんとの個人契約を結び、24時間体制でサポートを受けたことで、ハリーは最高のコンディションでマラソンに挑むことができました。
ドラマチックなスパート
マラソンの終盤、ハリー杉山は97km地点で猛烈なスパートをかけました。
彼は後方から追い上げてくるワタリ119や大倉士門の存在を感じながら、全力を出し切りました。
このスパートは、体力だけでなく精神力の勝負でもありました。
ゴール直前には、家族や応援してくれるファンの声援が彼の力になりました。
銅像の夢
優勝後、ハリーは1000万円の賞金をどのように使いたいかについて話しています。
彼の夢は、自分が出演する番組『ノンストップ!』の設楽さんと三上アナウンサーの銅像を作ることでした。
このユニークな夢に会場は驚きと笑いで包まれましたが、結局、設楽さんから「自分のために使え」とアドバイスを受けました。
ハリーはこの経験を通じて、多くの人々の支えに感謝し、これからも自分の夢を追い続けることを誓いました。
安田団長の楽屋裏話
トレーニングの苦難
安田団長(安田大サーカス)は、マラソンに向けて厳しいトレーニングを積んできました。
彼のトレーナーである西尾隆一氏と平田コーチは、団長の体力と持久力を向上させるために、特別なトレーニングプログラムを用意しました。
団長は70kmの練習を通じて、100km完走の自信を深めました。
マラソン当日の苦悩
マラソン当日、団長は30km地点で下痢に見舞われました。
これは彼にとって大きな試練でしたが、持ち前の粘り強さとトレーナーのサポートで乗り越えました。
途中で娘が用意していたビオフェルミンやスポーツドリンクを摂取し、体調を整えながら走り続けました。
ゴールの感動と涙
ゴール地点では、団長は涙を流しました。
彼の担当ディレクターがフジテレビ本社に向かって怒りを爆発させている姿を見て、団長はさらに感情が高ぶりました。
彼は「1000万円が欲しかった」と泣きながら感謝の気持ちを表現しました。
この涙は、単なる賞金のためだけでなく、彼を支えてくれた全ての人々への感謝の涙でもありました。
井上咲楽の楽屋裏話
過酷な準備と食事制限
井上咲楽さんは、マラソンに向けて食事制限やトレーニングを徹底しました。
1ヶ月前からお酒や揚げ物を完全に断ち、体調を整えました。
彼女の努力は、トレーニング仲間やファンからも高く評価されました。
マラソン当日の挑戦
マラソン当日、井上さんは16時間30分で完走し、女性ランナーの中で1位を獲得しました。
彼女は「想像以上に過酷だった」と語りながらも、自分を鼓舞し続けました。
終盤の苦しい時期には、音楽を聴きながら集中力を高め、体力の限界に挑戦しました。
完走後の感動と祝福
完走後、井上咲楽さんはそのまま生放送の別番組に出演するというハードスケジュールをこなしました。
彼女はTwitterで「最高に辛かった分、最高に楽しかったです」とコメントし、応援してくれたファンに感謝の気持ちを伝えました。
また、共演者やスタッフからも祝福され、その努力と成果が広く認められました。
以上のように、ハリー杉山、安田団長、井上咲楽の各ランナーは、100kmマラソンに向けてそれぞれの努力と挑戦を続けました。
彼らの舞台裏のエピソードは、視聴者に深い感動と共感を与えました。
2024の優勝者はモシモシのいけ
優勝したのはモシモシのいけさん!
勝利者インタビューで1000万円の使い道を聞かれると、
「彼女に指輪買ってプロポーズする」と答えていました。
最後の最後までOWVの佐野文哉さんとのデッドヒートはまさにアスリートでした。
まじでガチな戦いでした。
出場された皆さん、ほんとお疲れ様でした。
まとめ
27時間テレビの100kmマラソンルールとは?ポイントと感動の舞台裏!をテーマにお送りしました。
『27時間テレビ』の100kmサバイバルマラソンは、決められたルールの中で過酷な挑戦と熱いドラマで視聴者を魅了しました。
『24時間テレビ』とは異なる形式で、各ランナーの努力や感動のエピソードが満載でした。
両番組のマラソン企画にはそれぞれの魅力があり、どちらもランナーたちの素晴らしい努力と感動を提供しています。
2024年の『27時間テレビ』でもどのようなドラマが繰り広げられるのか、感動かもです!