宮城県大河原町の町議会で、あるベテラン町議が会議中にスマホゲームをしていたことが明らかになりました。
この衝撃の事実を明かしたのは、なんと傍聴していた町内の小学6年生たち!
子供たちの感想文に書かれていたことで、ついに発覚しました。
一体、誰がその町議なのでしょうか?
佐藤貴久町議ということがわかりました。
大河原町議会スマホゲームしてた町議会議員は誰?
この問題をおさらいしておきましょう。
宮城県大河原町で、町議会6月定例会の本会議中に、あるベテラン町議が自席でスマートフォンゲームをしていたことが明らかになりました。
この事実を発見したのは、傍聴していた町内の小学6年生たちです。
彼らは感想文に「町議がゲームをしていた」と書き、その指摘が5件あったことで問題が発覚しました。
報道では町議の氏名は出ていませんでした。
では誰なんでしょうか?
大河原町町議一覧
まずは、大河原町の現役町議たちの情報を見てみましょう。
ベテラン議員ということで、この中から問題の町議を予想できますね。
議員番号 | 氏名 | 生年月日 | 当選回数 |
---|---|---|---|
1 | 佐藤 暁史 | 昭和50年10月5日 | 1 |
2 | 中村 淳 | 昭和38年7月15日 | 1 |
3 | 大沼 常次 | 昭和30年12月7日 | 1 |
4 | 高橋 豊 | 昭和44年12月30日 | 2 |
5 | 佐久間 克明 | 昭和52年7月27日 | 3 |
6 | 須藤 慎 | 昭和47年9月27日 | 3 |
7 | 髙橋 芳男 | 昭和25年10月8日 | 3 |
8 | 丸山 勝利 | 昭和41年2月26日 | 4 |
9 | 佐藤 貴久 | 昭和26年2月21日 | 5 |
10 | 山崎 剛 | 昭和25年7月13日 | 5 |
11 | 万波 孝子 | 昭和24年9月12日 | 9 |
12 | 秋山 昇 | 昭和18年1月24日 | 9 |
13 | 佐藤 巖 | 昭和12年11月12日 | 10 |
14 | 大沼 忠弘 | 昭和47年7月27日 | 3 |
15 | 岡崎 隆 | 昭和43年3月9日 | 4 |
ニュース記事によると、
岡崎隆議長は28日、口頭で男性町議に厳重注意した。
読売新聞オンライン
ということなので、岡崎議長は明らかにゲームをしていません。
14人に絞られました。
当選回数の少ない議員さんは、ベテランではないので除外。
ということは、複数回当選しているベテラン議員たちですね。
それぞれ多くの経験を持っています。
当選回数の多い議員さんの中にゲームをしていた人がいるということです!
現時点で、スマホゲームをしていた議員さんは、特定できていませんが、
町内ではすでにみんな知っている事案かと思います。
町議会は16日に全員協議会を開き、問題の町議に対する対応や処分を決める予定なので、16日に報道で氏名を公表すると思います。
大河原町議会スマホゲームしてたのは佐藤貴久町議
スマホゲームをしていたのは、佐藤貴久町議(73)でした。
この謝罪はニュースとして取り上げられました。
全員協議会では「恥ずべきことで甘ったれている」「議員としての自覚は常に持たなければいけない」などと厳しい批判が上がりました。
佐藤貴久大河原町議は下記のように謝罪しました。
「小学生に関しては残念な思いをさせたことを深く反省しておりますし、議会や町民の方にご迷惑を掛けたことも深く反省し自覚しております」
町議の有志は、佐藤町議に対する辞職勧告決議案を提出する動きがあります。
追記)
佐藤町議は結局7月24日、辞職しました。
家族への脅迫があったことを理由に挙げ「議員は続けられない」と考えたということです。
町議会はこの日、辞職勧告決議案を可決していました。
辞職までになると作文に書いた小学生たちの心境が気になります。
大河原町議会議員がやっていたスマホゲームは何?
議会事務局によると議会中に町議がやっていたスマホゲームは・・・
指で図柄をなぞって得点を競う人気ゲーム
との事です。
候補は下記のゲームのどれかだと思われます。
- キャンディークラッシュ
同じ種類のキャンディを3つ以上並べて消していくパズルゲーム。 - パズル&ドラゴンズ(パズドラ)
モンスターを育てながら、パズルでバトルを進めるゲーム。 - ツムツム
ディズニーキャラクターの「ツム」をなぞって消すパズルゲーム。 - ポケモンコマスター –
ポケモンのフィギュアを使って戦うボードゲームとパズル要素が混ざったゲーム。 - LINEバブル
LINEキャラクターを使ったバブルシューティングゲーム。
いずれにしても、ベテラン議員がスマホゲームを普通に扱えるということはある意味IT化が進んでいるいるのかも知れません。
※7/17追記
報道によると・・・
やっていたスマホゲームはディズニーツムツムでした
宮城県大河原町の概要
さて、ここで少し大河原町の概要についてご紹介しましょう。
大河原町(おおがわらまち)は、宮城県の南部に位置しています。
大河原町の位置
- 地域:宮城県柴田郡
- 位置:宮城県の中央南部にあり、仙台市の南約40kmの場所に位置しています。
- 隣接する自治体:村田町、柴田町、川崎町、白石市
交通アクセス
- 鉄道:JR東日本の東北本線が通っており、大河原駅が主要な駅です。
- 高速道路:東北自動車道の村田インターチェンジや白石インターチェンジが近くにあります。
- 主要道路:国道4号線が町の中心部を通っています。
地図での位置
大河原町は宮城県の南部、柴田郡の一部として、仙台市の都市圏に近接しています。
宮城県内では仙南地域と呼ばれるエリアに属し、県の主要都市である仙台市へのアクセスも比較的便利です。
町のデータ(令和6年6月30日現在)
人口:23,429人(男:11,497人、女:11,932人)
世帯数:10,531世帯
歴史
大河原町は、縄文時代早期(約6000年前)から人が住み始めた歴史ある町です。
4〜5世紀頃には有力な豪族が存在し、江戸時代には奥州街道の宿場町として栄えました。
明治時代以降、官庁の町として発展し、現在の大河原町は昭和31年に誕生しました。
町のシンボルとして、町章、町花の桜、町木の梅、町鳥の白鳥があります。
特に桜は「さくら名所百選の地」に選ばれ、毎年多くの観光客が訪れます。
まとめ
今回の事件は、町議会の信頼性を大きく揺るがすものでした。
問題の町議が誰なのか、16日の全員協議会での発表が待たれていましたが、佐藤貴久町議(73)ということが分かりました。
町民の信頼を取り戻すためにも、迅速かつ適切な対応が求められています。
今後の動向を注視し、町議会がどのように対応するかを見守っていきましょう。