「どくさいスイッチ企画って何者?」ってテレビを見て思った方多いよね!
この名前、最近お笑い界でひょっこり現れて、R-1グランプリ2024でアマ芸人としてはビックリの決勝進出を決めた、あの人のことです。
でも、「どくさいスイッチ企画」について詳しく知ってる人、実はまだそんなにいないんだ。
だから、ここで彼の謎多き人物像と、なんでこんなにも人々を魅了するのか、その理由をバッチリ解説しちゃいます。
大阪で働く普通のサラリーマンがどうやって夜はステージで輝く芸人に変わるのか、そのすごくフランクなストーリーを一緒に探ってみよう!
どくさいスイッチ企画って何者?異色の経歴を持つアマ芸人
突如現れたアマチュア芸人の正体
「どくさいスイッチ企画」さんは、こんな感じで普通のサラリーマン風の方です。
どくさいスイッチ企画という名前は芸名、コンビやトリオではなくピン芸人としての名前です。
例えるなら、「劇団ひとり」さん的な芸名という感じかな。
22年の歴史を持つR-1グランプリ2024において、史上初のアマチュア芸人として決勝に進出し、大きな注目を集めました。
彼は大阪在住の会社員であり、その一見平凡な風貌からは想像もつかないほどの切れ味鋭いネタを披露し、観客を魅了しているんです!
アマチュアなので所属事務所はありません。
どくさいスイッチ企画の芸名はどこから
どくさいスイッチ企画というちょっと変わった芸名、いったいどこから考えてたのでしょう?
彼のXによると
ひみつ道具を芸名に入れている身として本当にお世話になっております
とのことです。
また別のインタビューで下記のように話しています。
ドラえもんの道具で、人の名前を言いながら押すと、その人が世の中から消えるんですよ。「どいつもこいつも消えちまえ」って言ってボタンを押したら、地球上からのび太以外の全員が消えるというすごい怖い話で。それを踏まえて「僕は1人でも頑張っていくんだ」という意味を込めて、どくさいスイッチ。それだけを名乗るのもあれなんで、後ろに「企画」をつけました。
引用:https://wluck-park.com/interview/8810/
なるほど、この芸名にかける思いはかなり強いですね。
とのことなので、ドラえもんが芸名のルーツというのは間違いないです!
芸人のルーツは
どくさいスイッチ企画さんは神奈川県出身で、小学5年生のときに兵庫県へ移住。
大学で落語研究会に入り、お笑いに本格的に取り組み始めました。
その独特なネーミングの由来や活動の背景には、これまでの人生経験やお笑いへの深い愛情が反映されているみたいですね。
大阪大学経済学部出身。2006年入学みたいです。
本人もこちらで話しているので間違いないですね。
大阪大学卒とは超優秀な頭脳ですね!
ちなみに大阪大学出身で芸人を目指す方はそこそこいるみたいです。
会社員としての二重生活
彼は日々、会社員としての職務を全うしながら、夜になると芸人としての活動を続けているようです。
今回の決勝進出は、同僚には内緒にしていたものの、さすがにバレてしまったようです。
ただ、YouTubeにも顔出ししているので知っていたと思いますけどね。
いずれにしても、このダブルライフは、彼の情熱を感じます!
どくさいスイッチ企画が何者か経歴をチェック
会社員として日々を過ごしながら、独特の世界観でお笑いのステージを彩る「どくさいスイッチ企画」。
YouTubeの楽屋Aチャンネルで本人が「どくさいスイッチ企画を知ってもらおう」と題して色々語っています。
この動画をもとに。彼のお笑いに対する情熱と歩みを、時系列に沿って紐解いてみましょう。
第一期
大学生時代
2009年、大学生だった彼は落語研究部に所属しながら、お笑いへの深い興味を抱いていました。
しかし、彼が望むような漫才やコントを真剣に追求する環境ではなかったため、一人での活動を決意。
独裁SWITCH企画という名前でピン芸人としての道を歩み始めます。
当時は鳥居みゆきさんに強烈な憧れを持ち、猟奇的なネタを披露していました。
2010年には、大学生活の中で落語の全国大会で優勝。
ここで優勝していなかったら今何もやっていなかったそうです。
彼の才能が徐々に認知され始めました。
就職後
しかしその後、2011年から2013年にかけてR-1グランプリに挑戦しながらも、満足いく結果を残すことはできず、挫折を味わう時期もありました。
それでも彼は諦めず、2013年9月には社会人ランクの全国大会で優勝。
なんとどん兵衛を360個貰ったそうです!
食べすぎて肩が上がらなくなったらしい・・・ マジ?
落語だけでなく、コントにも力を入れ始めたことで、新たな才能の芽を伸ばしていきます。しかし、その活動も2014年をもって一旦終了し、しばらくの間、社会人落語家としての活動に専念します。
ここまでが第一期という事だそうです。
2014年から2019年の間は、社会人落語だけをやっていたとの事。
第二期
再びピン芸人としての活動を再開
彼のお笑いへの情熱は再燃します。
理由は、2020年のコロナウイルスの流行によって、趣味の落語会ができなくなったこと。
これを機に、再びピン芸人としての活動を再開。
ネタを投稿するWeb上でのお笑いコンテストに2013の単独ライブの映像を出して参加。
これが高評価を受けるなどして、再びお笑いの世界での存在感を示し始めます。
ライブイベントに出演
その後、2足のわらじという社会人なども出ることができるライブイベントに出演。ここで優勝。
2021年に兼業芸人王に参加、これは2足のわらじの優勝者が競う大会で、惜しくも準優勝。これを期に芸人さんから声をかけられるようになった。
2021年6月にアマチュア演芸No.1決定戦 ブンブンチャンプに出場し優勝。2位がガーベラガーデン。
ガーベラガーデンに勝ったことで、ここで頑張ろう!という気になったそうです。
ここで芸人の友達が増え、彼らがM1やキングオブコントに出ているのを見て羨ましくなり自分も出ようと思ったそうです。
2022年に8年ぶりのR-1出場
アマチュアなので8年ぶりだけど、芸歴ではなく出場回数なので出場資格をクリアして無事出れました。
ここで準々決勝進出。これが本当にデカかったんです。
2022年は彼にとって特に飛躍の年となり、多くのイベントに出演し、より多くの人々にその名を知らしめました。
ここで会社員ながら楽屋Aに参加。
キングオブコントに
準新作さんに誘われ「新作のスイッチ企画」というユニットを組んで初のキングオブコントにエントリー。
キングオブコントで準々決勝まで行く。
単独ライブやったり、大阪ABCホールで12月開催された「非凡な数分間」というライブにも出演。
ちなみにこのライブには、ウエストランドやヤーレンズなども出演していました。
2023年に結婚
2023年には結婚という人生の大きな節目を迎えつつも、R-1グランプリでの活躍を続け、アマチュア芸人としては初の2年連続で準々決勝に進出するなど、彼のお笑いに対する情熱は衰えることを知りません。
どくさいスイッチ企画の歩みは、単なる会社員からお笑い界の注目株へと変貌を遂げた、まさに夢に向かって努力を重ねる人の象徴と言えるでしょう。
彼のこれからの活躍に、期待が高まります。
まとめ
色々紹介してきましたが、どくさいスイッチ企画が何者か少しは分かりました?
総括すると、彼について知っておくべきポイントはこんな感じです!
- アマチュアながらR-1グランプリ2024決勝進出:歴史に名を刻む快挙を成し遂げた異色のアマチュア芸人。
- 二つの顔を持つ大阪の会社員:日中は普通のサラリーマン、夜はシャープなネタで人を笑わせる芸人。
- お笑いへの深い愛情:幼少期からお笑いに触れ、大学で落語研究会に所属し、お笑いに対する情熱を育んできた。
- プロ転身を考えたがアマチュアを選択:自身のスタンスを貫き、アマチュア芸人としての道を選んだ。
- 独特の世界観と創造力:日常からインスピレーションを得たユニークなネタで、新鮮な笑いを提供し続けている。
つまり、どくさいスイッチ企画は、ただのアマチュア芸人という枠を超えた存在。
彼の物語は、お笑いに対する深い愛と、自分らしさを大切にする姿勢から生まれる、独自の笑いに満ちています。
お笑い界に新風を吹き込む彼の活躍からは目が離せませんね!!